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テイクアウト・弁当の客単価

テイクアウト・弁当業界の客単価は 600-1,200円(平均800円)。本ページでは業界平均と、客単価を実務的に上げる5つの施策をまとめました。

客単価の業界平均

最小ケース600円
業界平均800円
最大ケース1,200円

客単価が振れる3つの要因

  1. 立地の客層: 都心一等地は高単価客層、住宅街は中単価、ロードサイドはファミリー客で構成が変わる
  2. メニュー価格帯: 看板メニューの価格帯と注文構成で総単価が決まる
  3. サイドオーダー(ドリンク・前菜・デザート): サイドの平均注文数で1人あたり客単価が変動

客単価を上げる5つの実務的な施策

  1. セットメニューの設計: 単品+ドリンク+小皿の組合わせをセット化し、+200-500円のアップセル。価格訴求でも構成を工夫することで客単価が上がる
  2. 看板メニューの価格改定: 業界平均と比較して低めなら100-200円の改定を検討。値上げ時は同時にメニュー名・写真の刷新で価値を訴求
  3. サイドオーダーの提案: 注文時のスタッフ提案、メニュー表のレイアウト改善、卓上POPで意識的にサイド注文を増やす
  4. ドリンクの高単価化: ハイボール・サワー定番品から、クラフトビール・ワイン・カクテルへ品揃えを拡大
  5. コース・宴会需要の取り込み: 4-6名向けのコース3,500-5,000円帯を設計、予約サイト経由でリーチ

客単価×客数のバランス設計

客単価を上げると客数が減るリスクがあります。両者のバランス設計が重要です。

戦略客単価客数向いている業態
高単価×低回転フレンチ・寿司・カウンター割烹
標準単価×標準回転居酒屋・イタリアン・カフェ
低単価×高回転ラーメン・牛丼・テイクアウト

客単価分析の運用

監修者の現場コメント

テイクアウト・弁当店は「ランチピークの販売数 × ロス率管理」が黒字化のカギです。私が支援した店舗で投資回収が早かったのは、開業3ヶ月で日次の販売数データを蓄積し、商品ごとの仕込み量を週次で調整していた店舗でした。コンビニ弁当より100-200円高くても選ばれる差別化(栄養バランス・手作り感・地産地消)を開業時に明確にすることが重要です。

山本貴大(店舗マーケティング専門家)

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業態×テーマの個別相談

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最終確認日: 2026-04-28