ピザ屋のFC加盟比較|加盟金・ロイヤリティ・基本初期費用
ピザ屋業態でFC加盟を検討するときに、比較の起点になる主要本部をまとめました。金額は、本部の公式サイトまたは本部が募集媒体に掲載している条件で確認できたものだけを載せています。
主要FC本部の比較
運営は株式会社ストロベリーコーンズ(公式の会社概要で確認)。公式のフランチャイズ加盟店募集ページに、加盟金・ロイヤリティ・初期投資の金額は表示されていません。事業モデルと収益例は「個別でご案内します」とされています(2026-08-31 確認)。
加盟金・ロイヤリティ・初期費用は、 本部の公式サイト でご確認ください。当サイトで出所を確認できた金額がないため掲載していません。
運営は株式会社フォーシーズ。加盟条件は公式サイトのフランチャイズ案内ページでご確認ください。
加盟金・ロイヤリティ・初期費用は、 本部の公式サイト でご確認ください。当サイトで出所を確認できた金額がないため掲載していません。
※ 金額は、本部の公式サイトまたは本部が募集媒体に掲載している条件を確認できたものだけを載せています。条件はプランや時期でも変わるため、加盟を検討するときは本部の資料と、交付される契約書・法定開示書面で必ずご確認ください。
ピザ屋業界の主要プレーヤー一覧
ピザ屋業態の主要ブランドと運営会社の対応表。FC加盟検討時に「同業態でどんなプレーヤーがいるか」「直営/FCのどちらが多いか」を俯瞰する用途で活用できます。
| ブランド | 運営会社 |
|---|---|
| ドミノ・ピザ | ドミノ・ピザ ジャパン |
| ピザーラ | フォーシーズ |
| ピザハット | 日本ピザハット |
| サルヴァトーレ・クオモ | YEAGER |
| ナポリの窯 | ストロベリーコーンズ |
| シェーキーズ | 日本ピザハット |
※ 主要プレーヤーは ピザ屋 業態の代表的なブランドを編集部で選定。FC募集の有無は本部公式サイトで要確認。
運営会社の登記情報 (gBizINFO 連携)
経済産業省 gBizINFO API から取得した ピザ屋 業界の運営会社の法人番号・本社所在地。FC加盟相談・取引契約の前段確認に活用できます。
| ブランド・運営会社 | 法人番号 | 本社所在地 |
|---|---|---|
| ドミノ・ピザ 株式会社ドミノ・ピザジャパン | 5010001140979 | 東京都品川区上大崎2丁目13番30号 |
| ピザハット 日本ピザハット株式会社 | 1020001129686 | 神奈川県横浜市西区みなとみらい4丁目4番5号 |
| ナポリの窯 株式会社ストロベリーコーンズ | 9010401049981 | 宮城県仙台市青葉区中央2丁目11番1号オルタス仙台ビル |
※ 出典: gBizINFO (経済産業省 法人情報基盤)。取得日: 2026-05-16。本部公式サイトでの最終確認を推奨。
ロイヤリティは、営業利益に対してどれくらいの負担になるか
FCの条件は「加盟金いくら、ロイヤリティ売上の何%」という形で示されます。加盟金は開業時の一度きりですが、ロイヤリティは店が続くかぎり毎月かかります。売上の数%と聞くと小さく見えるので、当ページのモデル(22坪・月商340万円・営業利益76万円)に当てて、実際の額で見ておきます。
当ページのモデルP/L(月商340万円・営業利益76万円=営業利益率22.5%)に、売上に対するロイヤリティだけを乗せた場合です。売上の3%で月10万円、5.5%で月19万円。率は売上にかかるので、営業利益率が薄い業態ほど利益に対する重さが増します。ピザ屋では5.5%が営業利益の24%にあたります。
3%と5.5%という幅は、当サイトが本部の公式サイトまたは本部が募集媒体に掲載している条件で確認できた範囲の下端と上端です(売上に対する率を示している8本部・10プラン)。ただしロイヤリティは率だけではありません。コメダ珈琲店と星乃珈琲店は席数に応じた月額(1席あたり月1,500円・いずれも税別)、日乃屋カレーは月額38,500円(税込)の定額、CoCo壱番屋の独立支援制度は独立後は不要と、方式そのものが違う本部があります。加盟を検討する本部の条件は、上の一覧の出典から必ず確認してください。
この図は売上を同じと置いた比較です。本部のブランドで売上が伸びる、仕入れで原価が下がるといった効果は含めていません。加盟金と初期費用は開業時の負担なので、この図には入っていません。
個人開業 vs FC加盟の比較
| 観点 | 個人開業 | FC加盟 |
|---|---|---|
| 初期投資 | 業態次第(自由設計) | 加盟金 + 基本初期費用が固定で発生 |
| ロイヤリティ | なし | 本部で方式が分かれる。当サイトで条件を確認できた範囲では、売上に対する率が3.0-5.5%、ほかに席数連動の月額・月額の定額・独立後は無料という方式がある |
| 立ち上げの早さ | 遅い(メニュー・運営すべて自設計) | 早い(マニュアル・仕入網・SVサポートあり) |
| ブランド力 | ゼロから構築 | 本部ブランドで集客可能 |
| オペレーション裁量 | 自由 | 制約あり(メニュー・価格・営業時間) |
| 失敗リスク | 高(個人責任) | 中(本部支援あり、ただし本部のブランド失墜リスク連動) |
| 多店舗化のしやすさ | 個人でゼロから | 本部の多店舗化スキームに乗れる |
当ページで扱う3本部は、公式サイトで加盟条件の金額を確認できない
ピザのフランチャイズを調べると、比較サイトに「加盟金◯◯万円、ロイヤリティ売上の◯%」という表が並びます。数字が具体的なので、本部が公表しているものだと読めます。当ページで扱う3本部の公式サイトを一つずつ当たると、その金額は見つかりませんでした。
ピザーラを運営する株式会社フォーシーズの公式サイトには、フランチャイズの案内ページがあります。ただしページの中身をブラウザ上で組み立てる作りになっていて、加盟金やロイヤリティの記載を取り出せません。ピザハットの公式サイトも同じ作りで、加盟条件を載せたページを見つけられませんでした(いずれも2026-08-31 確認)。
ナポリの窯には、公式のフランチャイズ加盟店募集ページに収益モデルの枠があります。ただしそこに表示されているのは「事業モデル・収益例・サポート内容」という見出しと、「※個別でご案内しますのでご安心ください」という一文までで、金額は出ていません(2026-08-31 確認)。運営は株式会社ストロベリーコーンズです(公式の会社概要で確認)。
つまりこの3本部について、当サイトが公式で確認できた金額はありません。上の比較欄で金額を空欄にしているのは、そのためです。
| 本部 | 公式サイトで確認できたこと | 金額の記載 |
|---|---|---|
| ピザーラ | 運営会社(株式会社フォーシーズ)にフランチャイズ案内ページがある | 確認できず |
| ピザハット | 公式サイトから加盟条件のページに到達できない | 確認できず |
| ナポリの窯 | 加盟店募集ページに収益モデルの枠があり、内容は「個別でご案内します」とされている | 確認できず |
各社の公式サイトを2026-08-31 に確認した結果です。「確認できず」は金額が存在しないという意味ではなく、公式サイト上で当サイトが確認できなかったということです。条件は本部に問い合わせて確かめることになります。
比較サイトの数字を計画の前提に置くと、本部から実際の条件を受け取った時点で前提から組み直すことになります。加盟金が100万円違えば用意する自己資金が変わりますし、ロイヤリティが2ポイント違えば、当ページのモデルで年81.6万円の差になります。本部に問い合わせて条件そのものを確かめるところから始めるほうが、遠回りに見えて速い進み方です。そのとき何を聞くかは、後半にまとめました。
同じピザ屋でも、宅配・店内・スタンドで別の商売になる
条件を聞く前に決めておくことがあります。ピザ屋という一語の中に、客の集め方も原価の作り方も違う3つの型が入っているからです。どの型で開くかによって、必要な投資も、本部に確かめるべき項目も変わります。
1つ目は宅配中心の型です。1件あたり2,500〜4,000円と、当ページが置くレンジのなかでは高いほうにあたります(宅配は1人あたりではなく1件あたりで見ます)。ただし店に来てもらうのではなく届けるので、配達の人手と原付が要ります。2つ目は店内で食べてもらう型で、本格的なナポリピザなら1,800〜2,800円、回転は2〜3回です。3つ目はテイクアウトやスタンドの型で、700〜1,200円です。単価が低いぶん、客数で作ることになります。
当ページのモデル(22坪・28席・客単価1,500円・1日3回転・月27日で月商340万円)と同じ売上を、それぞれの型で作ろうとすると、必要な客数がまったく違ってきます。
1人あたり・1件あたりの金額は、当ページが業態の特徴として挙げているレンジ(店内1,800〜2,800円、宅配1件2,500〜4,000円、スタンド700〜1,200円)の中央をこちらで取った値です。月商340万円をその金額で割り、月27日で割っています。
スタンド型は、店内型の2.4倍の客数を毎日さばくことになります。設備も立地も、そこに合わせて選ぶ話になります。逆に宅配型は1日39件で足りますが、その39件を配達する人手が別に要ります。本部の条件を比べる前に、自分がどの型で開くのかを決めておかないと、比較の軸そのものが定まりません。
窯の選択は、厨房機器と内装の両方に効く
当ページが置いているピザ屋の投資レンジは800万〜3,800万円で、平均1,800万円です。上限が下限の4.75倍で、当サイトが扱う36業態のうち倍率では6番目にあたります。どこで幅が出るのかを内訳で見ると、いちばん大きいのが内装工事の1,250万円、次が厨房機器の950万円です。窯は、この2つの両方にかかわります。
当ページの厨房機器の内訳に置いている値です。窯そのものの価格で、設置工事は含みません。
厨房機器のなかで窯の種類を替えると、最大550万円動きます。ただし効いてくるのは本体価格だけではありません。窯を設置する場合、床が重さに耐えるかという荷重の問題と、煙突を外まで通す経路の工事が出てきます。当ページではこの追加工事に300〜600万円を見込んでいて、こちらは内装工事の側に乗ります。窯の種類を決めると、厨房機器と内装の両方が動くことになります。
宅配中心で開く場合は、客席にあてるはずだった枠が配達の投資に置き換わります。原付と配達ボックス、注文を受けるシステムです。当ページでは什器・客席設備の枠を100〜300万円としていますが、宅配型ではここが配達機材に置き換わります。店内型は窯と客席に、宅配型は配達に、それぞれ投資が寄ります。
FCに加盟する場合、この窯や厨房機器が本部の指定になっていると、自分で選ぶ余地は狭まります。どこまでが指定なのかは本部によって違うので、加盟金やロイヤリティの率より先に、設備一式でいくらになるのかを聞く必要があります。
代行配達を使うと、手数料はロイヤリティより大きくなる
FCを比べるとき、いちばん見られるのがロイヤリティの率です。このページの前半で見たとおり、当ページのモデルで売上の3%なら月10万円、5.5%なら月19万円が毎月出ていきます。率が1ポイント違うだけで、年40.8万円の差になります。
ただしピザの場合、これより大きな費用が別に発生することがあります。デリバリープラットフォームの手数料です。Uber Eats が公表している料率は、配達を配達パートナーに任せる場合が売上の35%、自店で配達するセルフ配達が15%、お持ち帰りが12%です。当ページはデリバリー比率の目安を30-40%に置き、50%を超える場合も10%を下回る場合も見直しの対象としています。この比率を動かすと、手数料の額がどう動くかを見ます。
月商340万円に比率を掛け、Uber Eats 公表の代行配達料率35%を乗じた単純計算です。当ページのモデルは店内で食べてもらう前提で組んでいて、この手数料は費目に入っていません。宅配を混ぜるなら、営業利益76万円から別に引くことになります。セルフ配達(15%)にすればこの額は半分以下になりますが、代わりに配達の人手が要ります。
デリバリー比率40%で、手数料は月47.6万円です。ロイヤリティ3%の月10万円の4倍を超え、当ページのモデルの営業利益76万円のおよそ6割にあたります。比率が50%まで上がると59.5万円で、営業利益のおよそ8割です。当ページはデリバリー比率の警告ラインを50%超に置いています。手数料の効き方を見ると、その水準で営業利益の大半が持っていかれることが分かります。
代行配達を一定の割合で使うなら、ロイヤリティが1ポイント安い本部を探すより、配達をどう回すかを決めるほうが手元に残る額を大きく動かします。FCの条件を聞くときに、デリバリープラットフォームを併用してよいのか、その手数料は誰が負担するのかを必ず含めてください。
条件が出ていない本部に、何を聞くか
公式に金額が出ていない以上、条件は本部に直接確かめることになります。そのとき、示されたものをそのまま読むだけだと、ピザ特有の論点が抜けます。ここまで見てきたことを、確かめる項目の形にしておきます。
- 厨房設備と窯は本部の指定か、購入先と価格は選べるか。指定なら設備一式の総額はいくらか
- 造作の買取が必要な物件か。必要なら、その金額は誰がいつ決めるのか
- 原付・配達ボックスの手配と費用は、本部と加盟店のどちらが負担するか
- 毎月の固定費目を、ロイヤリティ以外もすべて出してもらう。広告分担金、システム利用料、物流費など、名目が分かれていることがあります
- デリバリープラットフォームを併用できるか。できる場合、手数料は誰の負担か
- 配達員の採用と人件費は、本部と加盟店のどちらが負担するか
- 配達エリアの専有はあるか。同じ本部の別の店が近くに出る可能性はあるか
- 物件は本部が探すのか、自分で探して審査を受けるのか
- 契約は何年で、更新のときに何が起きるか。途中でやめる場合に何を払うか
上の3つは初期投資の総額を、次の3つは毎月の支出を、最後の3つは契約の枠組みを左右します。本部の指定が及ぶ範囲が広いほど、自分で費用を抑える余地は小さくなります。とくに配達をめぐる負担の分け方は、本部によって設計が違うところです。
示された数字は、そのまま自分の計画に写さないでください。収支モデルは、ある月商が立つことを前提に組まれているはずです。先に見たとおり、月商340万円をスタンド型で作るには1日133名が要ります。利益率より先に、その売上に必要な客数を自分の商圏に当てて確かめるほうが、計画は現実に近づきます。
ピザ屋のFCでよくある質問
比較サイトに載っているピザ本部の加盟金は、計画に使えますか?
本部が公表している金額かどうかを確かめてから使ってください。当サイトがピザーラ・ピザハット・ナポリの窯の公式サイトを確認した範囲では、加盟金やロイヤリティの金額を載せているページを見つけられませんでした(2026-08-31 確認)。公式サイトに出ていない金額が比較サイトに載っている場合、その数字がどこから来たものかは、記事を読んでも確かめられません。目安として眺めるぶんには構いませんが、自己資金や借入額を決める根拠にすると、本部から実際の条件を受け取った時点で計画を組み直すことになります。
ロイヤリティが安い本部を選べばよいですか?
率だけで選ぶと、毎月の負担を見誤ります。当ページのモデルだとロイヤリティ3%は月10万円ですが、デリバリー比率40%のときのプラットフォーム手数料は月47.6万円で、こちらのほうがはるかに大きい額です。広告分担金やシステム利用料が別建てになっていないかも聞いてください。率を比べる前に、毎月出ていく費目を全部並べて合計で比べることになります。
宅配型と店内型では、どちらのFCが利益を出しやすいですか?
どちらが有利と一般化はできません。費用の出どころが違うので、比べる項目が変わります。店内型は窯と客席に投資が寄り、開業後は席を埋められるかで決まります。宅配型は客席への投資が配達側に置き換わり、開業後は配達の人手か、外部に頼むなら手数料が毎月かかります。当ページのモデルで見ると、店内型は1日55名、宅配型は1日39件で同じ売上になります。自分が確保できる人手と商圏で、どちらの数字が現実的かを見るほうが判断しやすくなります。
窯は自分で選べますか?
本部が指定しているかどうかは、本部によって違います。焼き方は商品の味を左右する部分なので、指定されていても不思議はありません。指定されている範囲では自分で選ぶ余地がないので、設備一式でいくらになるのかを必ず確認してください。当ページの目安では薪窯200〜600万円、ガス窯100〜300万円、電気窯50〜200万円です。窯を設置する場合は、床荷重や煙突経路の追加工事に300〜600万円を別に見込んでいます。厨房機器と内装の両方に効くので、窯の種類は早めに決めておくほうが計画を立てやすくなります。
ピザのFCは、いくら用意すれば始められますか?
当ページが置いているピザ屋の投資レンジは800万〜3,800万円で、平均1,800万円です。これは業態としての目安で、FCに加盟する場合に本部への支払いがどう乗るのか、設備一式のどこまでが本部の指定価格で決まるのかは本部によって違います。当ページで扱う3本部は公式サイトで金額を確認できていないため、FC加盟時の総額を当サイトから示すことはできません。示された総額に物件取得費や開業前の家賃が含まれているかまで、必ず聞いてください。
ピザ屋の他のテーマ
ピザ屋を考えるときに役立つコラム
- 業態比較表(36業態スペック)
- 業態別 営業利益率ランキング
- 業態別 客単価ランキング
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- FC vs 個人開業 5年累計収支
- 低投資で開業できる飲食業態
- 開業失敗の典型パターン
- エリア選びと業態フィット
- 開業1年目の月次資金繰り
- 個人開業 vs FC加盟の比較
10都市のピザ屋開業ガイド
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