Uber Eats 加盟ガイド
Uber Eats は日本国内で最大手のフードデリバリーサービスです。本ページでは加盟手数料の内訳・配達エリア・タブレット供給・契約の流れを、飲食店オーナー向けにまとめました。
Uber Eats の基本情報
| 運営会社 | Uber Japan株式会社 |
|---|---|
| サービス開始 | 日本: 2016年9月 |
| 加盟店舗数 | 国内 約20万店(2024年時点) |
| 配達エリア | 東京・大阪・名古屋・札幌・仙台・福岡など主要50都市以上 |
| 主な客層 | 20-40代の単身者・共働き世帯、客単価2,000-3,000円帯が多い |
手数料の内訳
| 項目 | 水準 | 備考 |
|---|---|---|
| サービス手数料(売上に対して) | 35% | 標準プラン。デリバリー注文の売上の35%が手数料として控除される |
| テイクアウト手数料 | 10-15% | 店舗受け取り(テイクアウト)の場合は手数料が低い |
| 加盟金 | 0円 | 初期費用なし |
| タブレット利用料 | 0円(貸与) | iPad(注文管理用)が貸与される |
| 決済手数料 | 含まれる | クレジットカード決済の手数料は手数料に含まれる |
※ 手数料は条件・キャンペーンにより変動します。最終確認は公式の加盟担当者へ。
加盟までの流れ
- Uber Eats 公式サイトから加盟申込(店舗情報・営業許可証・写真等)
- 担当者からの連絡(電話・メール)と契約条件の確認
- 契約締結(電子契約)
- 店舗写真・メニュー写真の登録(Uber Eats 側で撮影サービスあり)
- タブレット到着 → 動作確認
- サービス開始(通常、申込から2-4週間で開始)
運用のコツ
- メニュー写真の質を上げる: 写真の見栄えで注文率が大きく変わる。Uber Eats の撮影サービス利用 or プロカメラマン依頼を推奨
- デリバリー専用メニューを設計: 店内営業の原価率35%だとデリバリーで赤字化。容器代を含めた原価率は25-30%に抑える
- ピークタイムの受注上限設定: 12-13時のランチピーク・19-20時のディナーピークは店内営業も忙しい。デリバリー受注上限で店内に影響しない運用を
- キャンペーン参加: Uber Eats が実施する「○%OFF」「送料無料」キャンペーンに参加すると注文数が大きく伸びる(手数料上乗せ等の条件確認)
- レビュー対応: 評価4.7以上を維持しないと検索順位が下がる。包装・温度管理・配達員への引き渡しを徹底
デリバリー価格設計の3パターン
店内営業と同じ価格・同じメニューでデリバリーに出すと、ほぼ確実に赤字になります。手数料35%を吸収するための価格設計を3パターン整理します。
| パターン | 価格設定 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| ① 一律10〜20%上乗せ | 全メニューを店内価格×1.15 | 運用がシンプル | 客に「割高」と認識される |
| ② デリバリー専用メニュー | 容器・配送に最適化したメニューを別設計 | 原価管理がしやすい・差別化できる | メニュー設計工数が大きい |
| ③ セット割引活用 | 2人前セット・3人前セットで実質価格上昇 | 客単価アップ・容器代圧縮 | 1人客を逃す |
業態別のデリバリー成功率の傾向
| 業態 | デリバリー適性 | 主な留意点 |
|---|---|---|
| ピザ・洋食 | 非常に高 | 容器設計が確立、ファミリー需要多 |
| ハンバーガー・テイクアウト | 非常に高 | 容器対応容易・10〜30分配達も問題なし |
| 中華料理 | 高 | 炒め物は配達中に蒸れる・分離容器推奨 |
| カレー | 高 | 保温性・容器との相性◎ |
| 寿司 | 中 | 夏場の温度管理・保冷剤同梱が必須 |
| ラーメン | 中〜低 | 麺とスープを別容器、伸び対策が必要 |
| 定食屋・和食 | 中 | 仕切り容器で品質維持。客単価低めで利益薄 |
| 居酒屋(おつまみ) | 中 | 夜帯需要に集中、テイクアウトと併用 |
注意点
- 手数料35%は「売上の3分の1」が引かれる構造。店内営業と同じメニュー・価格では赤字になる
- 配達員のミス・遅延による評価低下のリスク(配達員はUber側の運用、店舗側はコントロール限定的)
- メニュー価格は店内営業より10〜20%高めに設定するか、デリバリー専用メニューを設計
- 容器代は1注文あたり50〜200円。客単価1,500円なら原価率に3〜13%の影響、選定で利益が変わる
- 注意点・最新の手数料は Uber Eats 公式(飲食店パートナー) で確認
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最終確認日: 2026-04-29