出前館 加盟ガイド
出前館は国内シェアの大きい老舗のフードデリバリーサービスです。Uber Eats と比べて配達エリアが広く、現金決済にも対応している点が特徴です。
出前館の基本情報
| 運営会社 | 株式会社出前館 |
|---|---|
| サービス開始 | 2000年(国内最古参の宅配ポータル) |
| 加盟店舗数 | 国内 約8万店(2024年時点) |
| 配達エリア | 全国(地方都市も網羅) |
| 主な客層 | ファミリー・ビジネスユーザー、客単価2,500-4,000円帯 |
手数料の内訳
| 項目 | 水準 | 備考 |
|---|---|---|
| サービス手数料(売上に対して) | 30-40% | プラン・配達主体(出前館配達 or 店舗自配)で変動 |
| シェアリングデリバリー(出前館配達) | +5-10%程度 | 配達は出前館の配達員が対応 |
| 店舗自配プラン | 10-20% | 店舗側で配達員を確保する場合の低手数料プラン |
| 加盟金 | 0円 | 初期費用なし |
| タブレット利用料 | 0円(貸与) | 注文管理用タブレットが貸与される |
※ 手数料は条件・プラン・キャンペーンにより変動します。最終確認は公式の加盟担当者へ。
Uber Eats との違い
| 観点 | Uber Eats | 出前館 |
|---|---|---|
| 配達エリア | 都市部中心50都市以上 | 地方都市まで網羅・全国対応 |
| 客層 | 20-40代単身・共働き | ファミリー・ビジネスユーザー |
| 客単価 | 2,000-3,000円 | 2,500-4,000円 |
| 現金決済 | 非対応 | 対応 |
| 配達員の質 | 個人配達員(Uber直営) | 出前館直営配達員も多い |
加盟までの流れ
- 出前館公式サイトから加盟申込
- 担当者からの連絡と契約条件の確認
- 契約締結
- 店舗写真・メニュー写真の登録
- タブレット到着 → 動作確認
- サービス開始(通常、申込から2-4週間)
運用のコツ
- ファミリー向けセットメニュー(3-4人前のセット)の提供で客単価アップ
- 現金決済対応で年配層・現金主義層の取り込み
- 地方都市では配達エリアが広く、Uber Eats が手薄な地域での独占チャンネルになり得る
- キャンペーン参加(出前館の半額・送料無料等)で注文数が伸びやすい
出前館 vs Uber Eats の使い分け
| 軸 | 出前館 | Uber Eats |
|---|---|---|
| 配達エリア | 地方都市まで広い | 都市部中心 |
| 主要客層 | 30〜50代ファミリー・年配層 | 20〜30代単身・カップル |
| 客単価 | 2,000〜3,500円(やや高め) | 1,500〜2,500円 |
| 決済 | 現金決済可能(年配層に強み) | キャッシュレス中心 |
| 配達手段 | 店舗自配プランあり(手数料圧縮) | 原則 Uber 配達員 |
| 配達料 | 店舗負担が標準 | 客負担が標準 |
| キャンペーン | 「ハーフタイム」等の半額系が頻繁 | 送料無料・%OFF系が多い |
店舗自配プラン活用のポイント
出前館は「店舗自配プラン」で店舗側が配達員を確保する選択肢があり、手数料を10〜18%程度に圧縮できます。月商200〜300万円超のデリバリー比率になると、自配の方が利益率で有利になるケースがあります。
- 配達員1名(バイク or 自転車)を雇用 or 業務委託
- 配達半径3km以内が現実的(5km超は時間効率が悪化)
- 配達員1名の人件費 月20〜25万円を吸収できるデリバリー売上が必要(目安: 月商150万円以上)
- 労災保険・任意保険の加入が必須(事故時の責任問題)
注意点
- 手数料30〜40%は売上の3分の1。デリバリー専用メニューで原価管理
- 店舗自配プランは配達員の確保・労務管理が必要。デリバリー比率が低い段階では出前館配達プランが手軽
- 地方都市での配達需要が強い分、配達員不足エリアでは配達遅延が発生しやすい
- 最新の手数料・条件は 出前館公式 で確認
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最終確認日: 2026-04-29